マーティン・シュワルツ『マーケットの魔術師』に紹介されているトレーダー。以下は、彼のインタビューの内、特徴的な部分・彼を理解する上で重要だと思った部分です。 本からそのまま一句たりとも変えていないでそのまま抜粋したものは、「○○」のように、カギカッコではさんであります。(著作権を尊重し、かつ正確な引用方法がわからないためです) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・1日12時間働く。仕事をしないと不安だ。 ・人よりも準備し、備える。ハードワーク。 ・大学卒業後、海兵隊に入った。 ・その後、MBA(コロンビア大学) ・「自分で新しい手法を見つけたのではなく、様々な手法を取り入れ、独自のアプローチを組み立てた」 ・自分の下した判断は間違いだった、と失敗を受け入れることができれば、勝者になれる。 ・完全にテクニカル分析のみを使っている。 ・毎月儲けさえすれば、問題は起きない。ランキングで何位にいるか、 というのは気にしないでよい。決して、一番でなくていい。 ・大きな失敗をしてしまったあとは、小さな勝ちを重ねること。そして、自分のリズムと自信を取り戻すことに専念する。(具体的には、ポジションのサイズを、いつもの5分の1か、10分の1まで小さくする) ・自分のトレード・ルールを、リストにして持っている。 ・実行する前に、どれだけやられてもよいか、つねに決めておく。降参するポイントを決め、それを尊重する。 ・「働け、働け、もっと働け」 ・「いつも改善に努めている。おそらく、死ぬまで続けるだろう」 ・損切りは、いつでも早い。成功か、失敗かと悩んでいるよりは、失敗だと確定させて、それを反省材料としたほうがいい。 ・自尊心より、金儲けのほうが大事だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 個人的にお気に入り(?)のトレーダーです。何よりもハードワークが大切だと言い切る部分や、トレーダーとしての最初の10年間は失敗続きだったことなどが。 彼のインタビューを読むと、「自分にあったやり方を見つけて、粘り強く努力できれば、きっと成功できるんだ」と実感できます。 マーティン・シュワルツは、自伝を書いています。 『ピット・ブル』という題名で、パンローリング社が出しています。 参考URL http://www.panrolling.com/books/wb/pitbull.html http://kabukabu.com/cgibin/books/books.cgi?action=reviewdisp&scode=134 http://www.tradersshop.com/review/9784939103254.html |